以前、MariaDBを使って作った「韓国書籍情報のホームページ」を、AWSのフリーティアで運用していました。そのときの月額料金はだいたい4ドル前後。特に問題もなく、しばらく放置していました。ところがある日、「MariaDBのバージョンをアップデートしてください」という通知が来たのをきっかけに、久しぶりにAWSにログインしてみると…1月・2月の請求がそれぞれ約27ドルに増加していました。

正直、「え、何もしてないのに?」とかなり焦りました。
原因:フリーティアの終了 + RDSの仕様
調べてみると原因はシンプルで、
- フリーティア期間が終了していた
- RDS(データベース)がずっと起動したままだった
というものでした。
AWSのRDSは「アクセスした分」ではなく、「起動している時間そのもの」に対して課金される仕組みです。
つまり、
- 誰もアクセスしていなくても
- クエリを1回も投げていなくても
起動しているだけで料金が発生します。フリーティアの間は気づきにくいですが、期間が終わると一気に影響が出ます。

フリーティア期間中でもRDSの料金が少し発生していたため、「使った分だけ請求されるものだ」と思っていました。また、AWSのフリーティアでも意外と料金が発生するケースがいくつかあったこともあり、「フリーティアかどうかはあまり関係ないのでは」と、自分の中で決めつけてしまっていました。しかし、これは完全に勘違いでした。実際には、フリーティアでは一定の利用量まではAWSがカバーしてくれていただけで、その範囲を超えた分や対象外の部分については、しっかり課金されていました。
とりあえずやったこと:DBを停止
とりあえず急いでRDSを「停止(Stop)」しました。これで大きなコストは止まりますが、ここにも注意点があります。停止は最大7日間しか維持されません。7日後には自動で再起動され、また課金が始まります。しかも特に通知などは来ないため、気づかないまま放置すると再び費用が発生します。
対処方法
① 一時的に使わない場合
- Stopしておく
- 7日以内に再度Stopする(手動管理)
② 今後使わない場合(おすすめ)
- DBを削除する
- スナップショットも整理する
ポートフォリオ用途ならどうするべきか
今回の自分のケースは「ポートフォリオ用」で、実際の運用はしていません。なので本来であれば、削除するのが一番合理的です。ただ、「せっかく作ったし…」という謎の未練で、とりあえず今は停止状態で残しています(笑)おそらく、来月削除するかもです。
学び
今回の件で一番大きかったのはこれです。
- AWSは「使った分課金」ではあるけど
- 「起動しているだけで使っている扱い」になるサービスがある
特にRDSやEC2は注意が必要です。
ポイント
- フリーティア終了後はコストが一気に増える
- RDSは「起動時間」で課金される
- Stopしても7日後に自動再起動される
- ポートフォリオ用途なら削除 or 無料DBに移行がベスト
同じように「何もしてないのに請求が増えた…」という人は、まずRDSやEC2の状態を確認してみると原因が見つかるかもしれません。
